コラム
 
 
 
番号 : 5越前和紙、その心と技を受け継いで。
 
  書き込みをした方 : CURECLUB 日付 : 2018.10.15  
 
 
 


CURECLUB MONTHLY COLUMN
かぜつむぎ 2018 OCTOBER <No.005>


越前和紙、その心と技を受け継いで。





遡ること1500年前。

福井県越前市の岡太地区を流れる
川の上流に女神が現れ、
村人に紙漉きの技術を教えたことから
始まったとされる、越前和紙。

この女神は川上御前として崇められ、
岡太神社の祭神に。

紙の神様を祀っているのは
全国でも岡太神社だけだそうです。

この、全国でも唯一の紙祖神・川上御前を
敬う気持ちこそ、越前和紙産地の心。

そこから始まった1500年の長い歴史の中で、
越前和紙は、常に新たな可能性に挑戦し、
和紙づくりの技を磨いてきました。

歴史に認められた高い品質、
時代に適応しニーズに合わせて多様化する柔軟性。

キュアテックスもまた、
そんな越前和紙の心と技を大切にしています。

●●●

キュアテックスの和紙繊維は、
越前和紙の産地・福井で生まれ、
現在も変わらずに福井工場で生産されている、
れっきとした福井県産品。

東京・表参道にある福井県産品アンテナショップ
〈ふくい南青山291〉でも販売されていて、
壁際の一角がキュアテックスコーナーとなっています。

また、オンラインショップでご注文いただいた品は、
福井工場から直接、発送。
いわば和紙繊維製品の「産地直送」ともいえるやり方は、
いまも変わらないキュアテックスのこだわりです。

●●●

越前和紙の心と技を大切に、
福井から全国へ和紙繊維のよさを発信する。

そこに、キュアテックスの
確かなアイデンティティがある、と、信じています。




 
 
番号 : 4さよなら芸者新道、ありがとう神楽坂。
 
  書き込みをした方 : CURECLUB 日付 : 2018.09.24  
 
 
 



CURECLUB MONTHLY COLUMN
かぜつむぎ 2018SEPTEMBER <No.004>


さよなら芸者新道、ありがとう神楽坂。




江戸後期に毘沙門天(善国寺)が移転してきたことから
茶店が軒を連ねるようになり、
その後花街として栄えてきた、神楽坂の街。

関東大震災でも火災を免れてさらに賑わいを増し、
昭和12、3年の最盛期には約150軒の料亭や置屋がひしめき、
600人を超える芸者さんがいたそうです。

当時、一刻を争ってお座敷に向かう芸者さんが
料亭への移動を“ショートカット”する抜け道として作られた……
といわれる「芸者新道」。

神楽坂最大の横丁である本多横丁から神楽坂仲通りへと抜ける路地で、
風情ある石畳が続く、ゆるやかな坂道です。

そんな「芸者新道」の一角に
CURETEXのショールーム兼アンテナショップ
〈CURECLUB CAFE & SHOP〉がありました。

毘沙門天のほど近く、
本多横丁から「芸者新道」に折れてすぐの
ちょっと奥まったビルの2階です。

「ありました」と過去形なのは、
移転準備のため、残念ながら
2018年9月21日(金)をもってクローズとなったため。

2010年12月に〈風雅すたいる〉としてオープンし、
2017年10月からは〈CURECLUB CAFE & SHOP〉として営業。

自社の和紙繊維製品の販売のほか、
カフェスペースでは、
肉を使わないゆるベジメニューのランチや惣菜を提供するなど、
CURETEXならではのライフスタイルを発信してきました。


和紙繊維製品のクチコミを頼りに
遠くからわざわざご来店くださったお客さま。

ランチプレートを楽しみに
毎週のようにご来店くださった常連のお客さま。

神楽坂散策の途中でふらりと立ち寄られ、
ひとやすみのついでに買い物を楽しまれたお客さま。


8年にわたり、さまざまなお客さまにおいでいただき、
親しんでいただいた〈CURECLUB CAFE & SHOP〉ですが、
新たなステージを求め、この地での歴史に幕を下ろすことに。

夕暮れ時、ともり始めた灯りが石畳に映える芸者新道は、
粋で優雅でせつなく、なんともいえない情緒があります。

お別れは少し寂しいけれど、
またいつでもふらりと来ればいい。


さよなら芸者新道! ありがとう神楽坂!




 
 
番号 : 3“麻”とは名ばかり、実はバナナの仲間でした。
 
  書き込みをした方 : cureclub 日付 : 2018.08.17  
 
 
 


CURECLUB MONTHLY COLUMN
かぜつむぎ 2018 AUGUST <No.003>


“麻”とは名ばかり、実はバナナの仲間でした。




CURETEXは日本国内で生産された和紙を糸にしていますが、
その和紙の原料は「マニラ麻」です。

ところで、「マニラ麻」ってどんな植物かイメージできますか?

気になって調べたところ、
新宿御苑の温室に植栽されていたので見に行ってきました。

「マニラ麻」と表示されていたのは、
かなり小ぶりながら、バナナの木そっくりの植物。

それもそのはず、「マニラ麻」はアサ科の植物ではなく、
なんとバナナと同じバショウ科の植物だったのです。

どうやら“麻”というのは「繊維を採る植物」を表す通称で、
アサ科の植物ではなくても“麻”と呼ぶことがあるのだとか。

「マニラ麻」も、分類上はバナナの仲間ながら
繊維の原料になるので“麻”と呼ばれ、
原産地であるフィリピンの
首都に由来する“マニラ”の名がつけられたようです。
ちなみに学名は「Musa textilis N&eacute;e」、
英名の「アバカ」が使われることも多いですね。

バナナもマニラ麻も6メートルくらいの高さになり、
まるで木のように見えますが、
実は多年草、つまり“草”なんです。

葉鞘という皮のようなものが
茎を包むように巻き付いているのが特徴。

この、皮のような葉鞘から繊維が採れ、
和紙の原料にもなるというわけです。

葉っぱは大きな楕円形で、これまたバナナそっくり。

光を通す美しいグリーンの葉。
くっきりと鮮やかな葉脈のラインに
丈夫な繊維のイメージが重なりました。



 
 
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