コラム
 
 
 
番号 : 3“麻”とは名ばかり、実はバナナの仲間でした。
 
  書き込みをした方 : cureclub 日付 : 2018.08.17  
 
 
 


CURECLUB MONTHLY COLUMN
かぜつむぎ 2018 AUGUST <No.003>


“麻”とは名ばかり、実はバナナの仲間でした。




CURETEXは日本国内で生産された和紙を糸にしていますが、
その和紙の原料は「マニラ麻」です。

ところで、「マニラ麻」ってどんな植物かイメージできますか?

気になって調べたところ、
新宿御苑の温室に植栽されていたので見に行ってきました。

「マニラ麻」と表示されていたのは、
かなり小ぶりながら、バナナの木そっくりの植物。

それもそのはず、「マニラ麻」はアサ科の植物ではなく、
なんとバナナと同じバショウ科の植物だったのです。

どうやら“麻”というのは「繊維を採る植物」を表す通称で、
アサ科の植物ではなくても“麻”と呼ぶことがあるのだとか。

「マニラ麻」も、分類上はバナナの仲間ながら
繊維の原料になるので“麻”と呼ばれ、
原産地であるフィリピンの
首都に由来する“マニラ”の名がつけられたようです。
ちなみに学名は「Musa textilis N&eacute;e」、
英名の「アバカ」が使われることも多いですね。

バナナもマニラ麻も6メートルくらいの高さになり、
まるで木のように見えますが、
実は多年草、つまり“草”なんです。

葉鞘という皮のようなものが
茎を包むように巻き付いているのが特徴。

この、皮のような葉鞘から繊維が採れ、
和紙の原料にもなるというわけです。

葉っぱは大きな楕円形で、これまたバナナそっくり。

光を通す美しいグリーンの葉。
くっきりと鮮やかな葉脈のラインに
丈夫な繊維のイメージが重なりました。



 
 
番号 : 2「和紙」はいつから「和紙」?
 
  書き込みをした方 : CURE CLUB 日付 : 2018.07.18  
 
 
 


CURECLUB MONTHLY COLUMN
かぜつむぎ 2018 JULY <No.002>


「和紙」はいつから「和紙」?




私たちキュアテックスの原点は、
独自開発の和紙糸〈キュアテックスヤーン〉。

素材は、あくまでも、単なる「紙」ではなく「和紙」。

え、「紙」と「和紙」ってどう違うの、同じじゃないの、
という声が聞こえてきそうです。

もちろん、かつては
日本で「紙」といえば「和紙」でした。
「和紙」しかない時代は、
「和紙」という言葉はなく、
「和紙」はシンプルにただ「紙」と呼ばれていたわけです。

では、「紙」はいつ「和紙」になったのか。
「紙」はなぜ「和紙」になったのか。

当たり前の話ですが、
明治以降に西洋から入ってきた「紙」が、
それまでの日本の「紙」とは違っていたので
両方を区別する必要に迫られ、
西洋から入ってきた紙を「洋紙」、
もともと日本でつくられていた紙を「和紙」
と呼ぶようになった、ということ。

でも、印刷に適し、大量生産に向く「洋紙」が
生活の中にどんどん浸透していくと、
いつのまにか「洋紙」は単に「紙」と呼ばれるようになり、
単なる「紙」とは違う特別な紙として、
「和紙」の方が区別される状況に。
立場が逆転してしまったわけですね。

ちなみに、こんなふうに
時代の変化に伴って
もともとあった言葉ではうまく伝えられなくなって
意味や内容は変わらないのに呼び名が変わることを
レトロニムというそうです。

「新幹線」が開通した際、
もともとあった鉄道を区別する必要が生じ、
「在来線」という名称が生まれたり、
「人工芝」が登場したことで
単なる「芝」が「天然芝」と呼ばれるようになったり。

レトロニム、身近に意外とたくさんありそうですね。
 
 
番号 : 1「癒し」について考える。
 
  書き込みをした方 : CURE CLUB 日付 : 2018.06.15  
 
 
 


CURECLUB MONTHLY COLUMN〈かぜつむぎ〉
2018 JUNE :No.001


「癒し」について考える。



オンラインショップサイトのリニューアルを機に、
「かぜつむぎ」と題して
気ままなおしゃべりのようなコラムを
みなさまにお届けすることになりました。

つれづれなるままに、
季節の話題やちょっとしたエピソード、
和紙繊維にまつわる雑学やこぼれ話など、
ゆるゆると綴っていきたいと思います。

第1回の今回は、
「はじめまして」のごあいさつがわりに、
私たちキュアテックスの原点であり
創業のビジョンでもある
社名に冠した「CURE」、
すなわち〈癒し〉について
改めて考えてみたいと思います。

さて、〈癒し〉とはなんでしょう。

心の平穏。
やすらぎ。
くつろぎ。
リラクゼーション。

それが「癒されている状態」だとしたら、
それをかなえる方法が〈癒し〉ということになりますね。

〈癒し〉のためになくてはならないのが、
まずは「安全・安心」です。

心身に害がないと信じられなければ、
リラックスすることはできませんよね。

また、疲れや痛み、ストレスなど
心身がマイナスの状態にある人ほど〈癒し〉を求めるもの。

だからこそ、五感で「やさしさ」を感じることが
〈癒し〉につながります。

私たちが大切にしているのは、
まさに「安全・安心」であり「やさしさ」です。

私たちの企業活動の原点となった和紙繊維。
それは、天然の植物を原料に、
できるだけ化学的な方法や機械に頼らず、
人が手間ひまをかけ、染料さえも控えた繊維を作ることで、
アトピーなど肌トラブルに悩む方にも「安全・安心」な、
人にも環境にも「やさしい」ファブリック製品を提供したい、
という想いが結実したものです。

キュアテックスの「CURE」には、
そんな〈癒し〉への想いが込められていること、
なんとなく感じていただけたらうれしいです。




 
 
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